
「古性君が前を取ってくれてやりやすくなった。太田君が引いたのは見えたが、どこまで引いたか分からずペースを落とせなかった」と、打鐘からバック線までをハイピッチで駆け抜けた理由を説明。「自分のできる限りのことはできた」と満足感もありそうだった。
来月は福井でGⅡ共同通信社杯が行われる。脇本は地元ビッグを2013年4月のGⅡ共同通信社杯しか経験していない。20年3月のウィナーズカップは東京五輪に専念して欠場した。
もちろん出場したいはずだが、腰の状態が万全でなく、「そこにむけて弾みをつけたいけど、まずは治療に専念。間に合わないかも」。寺崎浩平という後輩ヒーローが出現して、気持ちも楽になっているかもしれない。
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競輪評論家の村上義弘氏(左)に迎えられて笑顔の寺崎浩平(中央)と脇本雄太