
惜しくも準優1枠は逃したがさすがの安定感を見せる池永太
4日目6Rに3号艇で登場した池永太(40)=福岡・97期・A1=が、枠なりの3コースから鮮やかにまくり差して2勝目を挙げた。ただ、迎えた11Rは枠番通りの5着と大苦戦。
正直、機力は頼りない。「いい感じはしない。ちょっと物足りない」。それでも、その予選最終走の5着以外は全て舟券に絡んだ安定感はさすが。「普通だけど、バランスは取れている。大きなことはしません」。これで腹をくくって、自らの腕に託す意気込みだ。
昨年は5Vの大活躍だったが、今年は7月の若松の1Vだけ。「優勝回数が少ないし、正直微妙ですよ」。決して本調子ではないが、同期で同支部の西山貴浩の活躍に燃えないわけがない。西山は7月の徳山オーシャンカップで悲願のSG制覇。
準優は10Rに2号艇で登場。「どうにかしたい」。まずは前走地の鳴門に続いて今年10回目のファイナル入りを決めてみせる。