
【記者コラム・森大輔の勝ち組の法則】

今節、逃げが決まった本数は20本で、節間のイン1着率は55.6%。前節は同じ3日目終了時点で36.1%だったことを踏まえると、前節よりは高めで推移しています。
前節はGⅢ企業杯で良機シリーズ。現行の低出力型エンジンは「良機シリーズ=(イコール)イン受難」の傾向で、低調機シリーズの今節が前節よりもインの1着率が高いことからも、この方程式が証明されています。
なぜ「良機シリーズ=イン受難」かと言えば、現在の低出力型エンジンでは、良機シリーズに出てくるようなパワーのあるエンジンでないとなかなかまくれないからです。
ただ近況の当地は5、6日目に1号艇強豪番組を多く組んで節間のイン1着率が一気に上がる傾向にあり、予選期間中はインの1着率が低いというのも紛れもない事実。実際に予選期間中はイン1着率が40%台で終わることが多くなっています。

となると今節の3日目終了時点でのイン1着率が55.6%というのはやや高過ぎなので、4日目は一気に下がる可能性も十分。そこで、4日目番組の1号艇選手のイン実績表を見てみましょう。当地におけるインの信頼度の目安は、「イン1着率70%以上&エンジン素性Bランク以上」ですが、この両条件を満たすのは、1Rの桑島和宏のみ。これを踏まえれば、4日目はイン受難の傾向になりそうです。