
準優11Rで3コースから鮮やかにまくり差しを決めた松尾夏海
波乱を巻き起こした。7R以降はイン主導の流れが続いていたが、準優11Rでそれを破ったのは3号艇の松尾夏海(まつお・かなみ、33歳)=香川・107期・A1。
5日目は安定板が装着されたが、「前半は回転不足。準優は合わせられた」と素早くコンディションに対応。「伸びは廣中智紗衣選手の方がいいけど、合えば準優みたいに進んでくれるし乗り心地も大丈夫。安定板が外れたらしっかり回転を合わせたい」。男子との体重差も相まってハイレベルな動きを披露している。
若松を走る機会は多くないが、昨年4月の男女ダブル優勝戦では2コース差しで優勝を飾っている。優勝戦は準優と同じ3号艇。当地連続Vの機運が高まる。