【ボートレース蒲郡(ナイター)GⅠ周年記念】冷静に機力を分析する畑田汰一がスタートダッシュなるか


【記者コラム・古賀正史の「正史かける」】

 蒲郡ボートは競技棟の改修で8月のお盆戦の後は休催していたため、今節は約2カ月ぶりの開催。季節はガラリと変わり、前検日は気温も20度にやっと届くかという中で行われた。


 猛暑だった前節よりも20度ほど気温が下がったがペラは夏仕様とあって、「ペラは叩いた」とすぐさまハンマーを振るう選手もちらほら。そんな中、「前操者のコメントが良かったのでそのまま行きました」と話したのが畑田汰一(26)=埼玉・122期・A1。

 「ターンが返ってこなかったのは気になる」と課題は残すものの「直線は悪くなかったですね」と一定の評価。「定松(勇樹)選手は良さそうでしたけど、いいエンジンですからね」と最高のベンチマーク役も得たとあって自身の機力の立ち位置もきっちりと把握していた。「ペラは大幅に叩かずターン回りを中心に少しずつ調整していきます」。冷静な分析で不安の種も取り除き、万全の状態で初戦に臨む。

 ▼5R 課題の回り足を克服できれば畑田は2着まで十分狙える。12-5=全。

 ▼8R 吉田裕平が早くも機力にかなりの手応え。突き抜けまであってもおかしくはない。5-12-全。

【ボートレース蒲郡(ナイター)GⅠ周年記念】冷静に機力を分析する畑田汰一がスタートダッシュなるか

前検では直線に一定の評価を下した畑田汰一

編集部おすすめ