
重馬場での勝ちタイムは2分8秒3。アラジンバローズは2023年の鳥栖大賞、24年のJpnⅢサマーチャンピオンに続いて佐賀での重賞制覇は3回目。昨年後半から短距離路線を使われていたアラジンバローズだったが、距離が延びても佐賀コース巧者ぶりを発揮した。
マイペースの逃げ作戦に持ち込んだサンテックスら先行グループの直後を追走。「久しぶりの長い距離で折り合いに気を付けたが、少し掛かった」と下原。それでも2周目の向正面からは「器用なところが出て、余裕の手応えだった」。最終4コーナー手前から先頭に立ち、ライバルを置き去りにしてゴールを駆け抜けた。
断然人気に応えて圧勝したアラジンバローズ