【佐世保競輪(ナイター)FⅠ】代謝争い渦中の松尾智佳が2年8カ月ぶり優出 決勝も「一生懸命、頑張るのみ!」

松尾智佳が2年8カ月ぶりの優出に笑顔でピースサイン


 ガールズ予選2の6Rは、ガールズ1期生の松尾智佳(37)=愛媛・102期・L1=が3着に入り、2023年2月和歌山(5、3、決勝7着)以来の優出を決めた。

 「展開が良かった。
ただそれだけですよ~」。2番車を生かして高尾貴美歌-小林莉子の後位を追走すると、高尾がそのまま主導権を奪って先行。松尾は懸命な走りで3番手をキープし、そのまま3着でゴールした。

 前回玉野は腰痛の影響もあって(5、6着、途欠)と不本意な結果に終わっていたが、「その後もやれるだけの練習はしっかりとやっていました」と、体の状態を考えながらトレーニングを重ね、2年8カ月ぶりのファイナリストとなった。

 「めっちゃ気にしていますね。だから本当に頑張っているんです」。松尾は現在、成績不振による代謝争いのまっただ中。一走たりとも気を抜けないだけに、今回の優出ヒットは「これは大きいですね!」。一瞬、もろ手を挙げて喜んで見せたが、「でも、今期が助かっただけでは意味がない。今回の佐世保の優出をきっかけに、もっと成績を上げていきたいですね」と力こぶ。決勝のコメントも「一生懸命、頑張るのみ!」と必死さを前面に出していた。

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