【佐世保競輪(ナイター)FⅠ】脇本勇希が中団バトルを制すも頭はクラクラ「視界がゆがんで、星が5つ見えました」


【記者コラム・森川和也の追走一杯】

 S級準決11Rは、先行した畝木聖-小川勇介の3番手を取り切った脇本勇希(26)=福井・115期・S1=が2着で決勝に進出した。

 3番手争いが相当に激しかった。
目標不在の柿澤大貴は河野通孝と池田勇人を連れているだけに、絶対に引けないポジション。しかも追い込み型としての意地もあり、脇本はかなりのヘッドバット攻撃を受けた。「今までのレースで一番効いた~。HSで軽く脳振とうになった。視界がゆがんで、星が5つ見えました(苦笑)」

 それでも河野に踏み勝つと、車間を空けていた小川を捲ろうと前に踏んだ。「まだ余裕があったし、早めに踏んで前の2人をのみ込むつもりだったけど」。110点レーサーの小川はさすがに脚力十分で2着に入ったが、ヨコにも対応できる姿をアピールでき、満足した様子だった。▼12R決勝は、3対3の2分戦で脇本は単騎。「中3日だったけど、思ったよりも脚は悪くないし、どこかで一発狙いたい」。伊藤颯馬と武田亮の先行争いがヒートアップならVチャンスもあるか。2-1-37。

 ▼4R(添田龍児)S取り巧者の木村貴宏とラインを組むだけに、後ろ攻めを回避できそう。
添田自身のデキも悪くなく、タイミングよく仕掛けていければ連勝も十分。5=3-27。

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【佐世保競輪(ナイター)FⅠ】脇本勇希が中団バトルを制すも頭はクラクラ「視界がゆがんで、星が5つ見えました」

中団争いを制して2着で優出を決めた脇本勇希

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