【ボートレース下関】本年度8回目のミッドナイト開催「ニッカン・コム杯」が11日に開幕

茅原悠紀が断然の主役だ



 下関ボートでは11日、今年度8回目のミッドナイト開催「ニッカン・コム杯」が開幕する。

 21日から津ボートで開催されるSGダービー組が主力となるが、その中でも頭一つ抜けた存在なのが茅原悠紀だ。
今年の始動戦であるとこなめプレミアムGⅠ・BBCTで早々と今年初Vを挙げると、続く浜名湖でもV。4月宮島、5月児島、同月鳴門で3連続Vも達成した。9月の平和島周年では今年2度目のGⅠ制覇と高次元のパフォーマンスを披露している。直前の多摩川周年でFを切ってしまったのが気がかりだが、ボート界随一のスピードターンで主役は譲らない。

 茅原を止める存在として挙げられるのが守田俊介だ。1月の当地では圧倒的な力を見せつけて準完全V。続く三国も優勝すると、2月は宮島、びわこでVを挙げた。6月尼崎で今年5回目の優勝を果たすと7月大村GⅡモーターボート誕生祭では2020年9月とこなめモーターボート大賞以来、約4年10カ月ぶりとなる特別戦を制覇した。ボート界屈指の速攻力で当地連覇を目指す。

 小池修平も見逃せない。2023年9月のプレミアムGⅠヤングダービーを含めて当地では目下、6連続優出中で1Vと抜群の水面相性を誇る。今年もすでに5回の優勝を果たし、リズムも良好。
好相性水面で当地2回目の優勝も十分だ。

 その他にも地元の期待を背負う大峯豊、武重雄介に、鈴木勝博、中田元泰、松崎祐太郎、井上忠政もV候補。豪華メンバーの競演に注目だ。
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