佐世保競輪のナイターFⅠは最終日の8日、三つの決勝戦を争い、最終12RのS級決勝は6番車の武田亮(26)=東京・115期・S2=が待望のS級初Vを手にした。

 ライン3車の九州勢が2車での先行となり、武田はその後ろの3番手にはまる展開。
九州の番手の荒井崇博が脇本勇希の単騎捲りをけん制すると、武田の目の前はがら空き。そこを突いて抜け出した。通算では10回目のV。

▶佐世保12Rの成績表

 11RのA級決勝は、田村大(27)=宮崎・119期・A1=が3連勝の完全V。同じく完全Vを懸けた尾野翔一のロング捲りを追って3角から捲ろうとしたが尾野も必死の抵抗。ゴールでもともに執念のハンドル投げというマッチレースは、微差で田村に軍配が上がり、今年3度目、通算11度目のVを挙げた。

▶佐世保11Rの成績表

 10Rのガールズ決勝は児玉碧衣(30)=福岡・108期・L1=がHS6番手から仕掛けると、スピードの違いであっさりと前団を抜き去って圧勝。5場所連続の完全Vで、今年16回目、通算180回目のVを手にした。

▶佐世保10Rの成績表

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