【ボートレース福岡・一般】もしかすると良機を引く以上に重要かも


【記者コラム・森大輔の勝ち組の法則】



 現在の低出力型エンジンになって11年目ですが、明らかに変わったのがボートの重要度。低出力型エンジンはその名の通り馬力が落ちたことで、機力を構成する要素(エンジン本体、プロペラ、ボート)に占める比率が低下。
その代わりにボートの比率が上がったことが原因です。



【ボートレース福岡・一般】もしかすると良機を引く以上に重要かも


 現ボートの2連対率ベスト15を表にしてみましたが、ここに名前が挙がる石川吉鎬、富山弘幸は今節の機力上位であり、入海馨、川上剛、村岡賢も機力は好調でこの5人は全員がオール3連対以上の好成績。ここまで表の全員が最低でも1回は舟券に絡んでいることからも、ボートの重要度が分かると思います。

 もちろん抽選で良機を引くことは重要ですが、近年は良艇を引けば素性がイマイチのエンジンでも軽快な動きをするのを多く見かけます。実際に直近2節の優勝者である田頭実と松田祐季はいずれも中堅クラスのエンジンながら、ボートはこの表の中にある108番と161番。もしかすると良機を引く以上に良艇を引くことがVへの近道なのかもしれません。

 良艇効果は、水を吸って重くなるシリーズの終盤になればなるほど大きくなるもの。これを踏まえれば節間を通して追いかけたい存在です。

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