
【記者コラム・河野強の「強行採穴」】
湯淺紀香(26)=群馬・129期・B1=は、准看護師として働いていた異色の経歴を持つ選手だ。現役オートレーサーの湯淺浩を父に持つ2世レーサーでもある。
「こっち(ボートレーサー)が駄目だったらオートレーサーの道も考えていました」。父と同じ道も選択肢にあったが、見事、ボートレーサー養成所の試験をパスして修了し、2021年12月に22歳でデビュー。父と同じレーサーの道を歩み出した。父からは「整備やペラなどの調整はたくさんやるように」とアドバイスをもらうこともあるそうだ。
デビューから丸4年で、技量は充実してきた。現在勝率(5月~)は5.48で、A2初昇格が現実的。今年7月の戸田ではデビュー2回目の優出(4着)を果たし、8月の福岡男女ダブル優勝戦では通算3回目の優出(4着)とめきめきと頭角を現している。
芦屋初参戦の今節はまだ勝利はないが、4日目以降も群馬の新星から目が離せない。
▼7R イン1着率7割の湯淺が、きっちり押し切り今節初白星。1-3-24。
▼11R 展示トップタイムを連発する山下がセンターから波乱を起こす。3-全-14。
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現役オートレーサーの父を持つ湯淺紀香