地元記念後の調整に成功した河合佑弥
S級予選7Rは、河合佑弥(31)=東京・113期・S2=が豪快な2角5番手捲りで制した。「田中(大我)君に突っ張られたけどフカしている感じが分かったし、自分のタイミングで落ち着いて捲れましたね」と、納得した表情でレースを振り返った。
「今年は大丈夫でした」。河合には一つの心配事があった。前回の地元京王閣GⅢは(2、8、2、1着)で3度の2連対絡みを果たしたのだが、「地元記念の後はだいたい体調を崩すんですよ。だから今年は体調管理をしっかりして小倉に来たけど、問題なかったですね」
その地元記念に向けたバンク合宿で鈴木竜士や、記念に参加はしなかった武田亮らと一緒にもがいた。「武田君は調整なしでむちゃくちゃ練習してました。そうしたら、その後の佐世保で完全優勝ですからね。だから自分も頑張りたいって思います」。初日の捲りは11秒2と好タイム。V争いの一角に食い込めるか、2日目準決10Rの走りも楽しみだ。