【小倉競輪(ナイター)FⅠ】2年目に突入したゴールデンキャップの松本昂大は2着発進


【記者コラム・森川和也の追走一杯】

 開幕カードのA級予選1Rは、松本昂大(21)=長崎・125期・A2=が突っ張り先行で2着に逃げ粘り、吉田晏生-宮内善光の本線ラインを打ち破った。「前を取れたので作戦通りに走れましたね。
でも3角で脚がいっぱいになっていたし、末が少し甘かった」

 125期は阿部英斗、山崎歩夢、中石湊、今回参加の森田一郎ら総勢13人のゴールデンキャップを輩出していて、松本もその一人。同県の先輩たちも「練習ではとんでもない強さ」と能力に太鼓判を押すが、デビュー後は落車の影響や、「相手の横の動きを意識し過ぎて」仕掛けが甘くなることが多い。

 それでもデビュー2年目に突入し、後輩の127期たちも出てきた。そろそろピリッとした走りを見せ、存在感を増していきたいところだ。▼2日目は準決4Rに登場。相手のレベルは一気にアップするが、「練習だとまだ踏めるし、捲りももっと出る。小倉はスピードが出るし、すごく走りやすいので2日目も頑張りたい」。強豪相手に素質が一気に開花するか期待したい。2=4-157、7-1-2。

 ▼11R(金子幸央)前回の奈良GⅢで決勝5着に食い込んだが「調子は春頃からずっと良かった」そうで、ようやく成績もついてきた様子。ここは外枠だが、Sで後ろ攻めを回避できれば好勝負必至だろう。3-17-1257。


■小倉競輪 開催一覧(出走表・予想)

■小倉競輪 ニュース一覧



【小倉競輪(ナイター)FⅠ】2年目に突入したゴールデンキャップの松本昂大は2着発進

高いポテンシャルを早く開花させたい松本昂大
編集部おすすめ