
【記者コラム・河野強の「強行採穴」】
予選4日目は、10万円超の超ビッグ配当が2本も飛び出す波乱の一日だった。
1本目は、2Rで飯塚響(いいづか・ひびき、26歳)=群馬・128期・B1=が演出。
2コースに構えた飯塚は、人気を集めたインの1号艇・刑部亜里紗にジカまくりを浴びせて抜け出し、1着ゴール。刑部は4着で、刑部とともに人気だった4号艇の寺田千恵も6着で舟券に絡めず、2、3着は6号艇の大橋栄里佳、5号艇の田中博子。109番人気の29万5960円という超ビッグ配当だった。
飯塚は「展開が良かったです。水神祭の時よりも高い配当でびっくりしました」。2着の大橋も「3連単はすごい配当でしたね」とそろって目を丸くした。
2959倍のビッグ配当の立役者となった飯塚響
2本目は10R、井上未都(23)=福岡・131期・B1=が6コースからまくり差して快勝し、3連単は15万5330円(108番人気)の高額配当を提供した。2、3着は2号艇の藤原菜希、4号艇の米丸乃絵。
井上は「ペラ調整で(大山)千広さんと(川野)芽唯さんがつきっきりで見てくれたおかげです」と先輩のアドバイスに感謝した。
▼8R 高配当の立役者となった井上と飯塚が5、6号艇で出場する。気配が上向いた5コース井上が仕掛けて、6コース飯塚が連動。
▼11R 節間を通して気配がいい藤原早菜が4コースから展開を突く。4=12-全。
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6コースからのまくり差しで波乱を起こして1553倍のビッグ配当を提供した井上未都