
【記者コラム・造田大の大勝負】
伊藤稔真(28)=三重・111期・S2=にやる気が戻った。「練習はあまりしてなかった」と気分が沈んでいた時期があったとのことだが、同県先輩の一言をきっかけに、「テンションが上がっている」と話す。
「岩見(潤・71期・引退)さんに5月の小倉で『師匠にちゃんと付いていけよ。三重で1番、成績を残しているんだぞ』と言われたんです。それから師匠の浅井(康太・90期)さんとまた練習するようになりました」。昔のように三重のスターと練習をするようになって、脚力もモチベーションも右肩上がりだ。
「自分が寝坊しても師匠は待ってくれます(笑)。師匠と楽しくやれているし、自分なりに練習はできている」と充実感を漂わせた。「妹(優里・126期)もそうだし、弟(京介・129期候補生)がこれからデビューする。いいところは見せたいと思っています」。気持ちを新たに、師匠と同じ舞台を目指していく。
▼5R(伊藤稔真) 同じ練習グループの溝口葵をマーク。溝口の果敢な攻めに乗って、連に浮上。8-3=127、8=17-127。
▼6R(長谷川飛向) 師匠の河村雅章と同時あっせん。「同じ開催は何回もあるのに連係はない。練習はバッチリ。2予で初連係したい」。勝ち上がって夢の師弟連係へ。6=3-1457。
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モチベーションが上がっている伊藤稔真