【ボートレースまるがめ(ナイター)ルーキーS】藤原仙二が4コースからまくって通算2回目の優勝「エンジンがすごい。助けられた」

まくって優勝した藤原仙二



 まるがめボートのルーキーシリーズ第18戦「スカパー!・JLC杯」は最終日の16日、12Rで優勝戦を争い、4号艇の藤原仙二(21)=滋賀・130期・A2=が4コースからまくって1着。昨年6月の蒲郡一般戦以来、通算2回目の優勝を果たした。
2着には3号艇の濱野斗馬、3着には1号艇の西岡顕心が入った。




◆まるがめ12R優勝




 選 手 名

支部
期別
コース
ST
今節成績


1
4
 藤原 仙二
21
滋賀
130
4
05
411221412


2
3
 濱野 斗馬
25
香川
126
3
12
314121321


3
1
 西岡 顕心
24
香川
129
1
16
121311251


4
5
 上田 健太
29
愛知
121
5
15
131133442


5
2
 中村 泰平
29
愛知
117
2
10
242211131


6
6
 水谷 理人
23
香川
132
6
21
13433212


 
3連単 19410円(56番人気)
決まり手=まくり




■ヒーロー

 価値ある「まくりV」にも藤原は謙虚さを崩さなかった。「エンジンに助けられた。このエンジンはやばいです」。大粒の汗を拭いながら20号機の威力を絶賛。通算2回目の優勝の喜びをかみしめた。

 進入は3対3。チルト3に跳ねた6号艇の水谷に対抗し、伸び型の調整を選択。4カドからコンマ05のSをぶち込むと、内枠勢を一気にのみ込んだ。「これまでの優勝戦より落ち着いて行けた」。同期、先輩に数々の言葉をもらい、気負いなく勝負に臨めた。

 将来性豊かな21歳だが、今は大きな目標は掲げていない。
「SGとか、僕はまだそういうレベルではないので。一走一走を集中して走るだけ」と眼前の勝負にがむしゃらに挑むだけだ。次節もルーキーシリーズ(20日から徳山)に参戦。勢いを加速させる。
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