【別府競輪(ナイター)GⅢ】南潤をマークした柴崎淳は〝人間ストップウォッチ〟


【記者コラム・野口雅洋の「1000円勝負」】

 初日7R、柴崎淳は南潤をマークして2着だった。戦前に「変に行こうとしなくていい」と諭されていた南は、2角捲り。
それを追った柴崎は「すごいスピードだった」と目を丸くした。

 「あれは11秒0だね。感覚で分かる」と上がりタイムを推測。発表されたタイムはピタリだった。

 「ここはバンクが特殊。入り口と出口のカントが立っていない。それでうまく回れなかった」。別府のコーナーは、オーソドックスなマッコーネル曲線ではなく、レムニスケート曲線を採用。それがやや曲がりにくかった要因のようだ。

 柴崎は「最後に抜ければ何の問題もなかったけれど」と少し悔しそう。だが「自分の腰の状態は気温に左右される。前々回の函館はすごく寒かった。
やはり九州はいいね」と体調はいい。2日目こそ前を抜いて1着だ。

 ▼7R(柴崎 淳) 前を任せる上杉嘉槻は初日、もう少しでカマシが決まりそうだった。9-4=12357。

 ▼2R(高橋美沙紀) 初日は勇気を持って仕掛けた。太田美穂がややセッティングに難を抱えているだけに一撃十分。5-467-2467、5-2-6。

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【別府競輪(ナイター)GⅢ】南潤をマークした柴崎淳は〝人間ストップウォッチ〟

初日7R、南潤の上がりタイムをピタリと当てた柴崎淳
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