【ボートレース福岡・一般】今節の〝イン受難〟の要因は番組の縛り


【記者コラム・森大輔の勝ち組の法則】

【ボートレース福岡・一般】今節の〝イン受難〟の要因は番組の縛り


 今節、ここまで決まった逃げの本数は14本。抜きを含めたインの1着数は15回で、節間のイン1着率は41.7%。
まくりが逃げに迫る11本も決まっていることからも、今節は〝イン受難〟のシリーズと言えます。

 現在の低出力型エンジンは〝良機シリーズ=イン受難〟の傾向なので、低調機シリーズの今節は本来ならイン受難にはなりにくいはず。ではなぜイン受難かというとエンジンではなく、今節は番組の〝縛り〟に原因があります。

 今節はA1チャレンジカップという企画戦で、予選期間中は全てのレースが「A1級1人」VS「B級5人」という番組構成。番組に縛りがあるということは、それだけ1号艇強豪番組が作れないということ。番組に縛りがある「ほぼオールレディース」、「三都市対抗」も同様にインが弱い傾向にあるのが好例です。

【ボートレース福岡・一般】今節の〝イン受難〟の要因は番組の縛り


 そこで、4日目番組の1号艇選手のイン実績表を見てみましょう。当地におけるインの信頼度の目安は、イン1着率70%以上&エンジン素性Bランク以上ですが、この両条件を満たすのは9Rの重成一人のみ。番組の縛りにこのデータまでそろえば、予選は最後までイン受難の傾向に終わる可能性が高いでしょう。

■ボートレース福岡 開催一覧(出走表・予想)

■ボートレース福岡 ニュース一覧

編集部おすすめ