
ただし、体調は良くはなさそう。腰のヘルニアを抱えており、「気温が下がってきて、痛みが出るようになった」と大きな不安材料がある。
さらには「福井バンクが改修中で、今月から使えない。できることが狭まって窮屈な感じ」。できることはやって来たと言うものの、GⅠへ最善の仕上がりとはいえないようだ。
ただし、ドームは脇本の得意な舞台でもある。15年前、GⅠ初出場で決勝まで進み、市田佳寿浩(76期=引退)の初タイトルに貢献した。
さらには自力で大会2Vを果たしている。GⅠオールスターでの決勝進出もあり、「悪いイメージはひとつもない」と言い切るだけの成績を残している。
史上初のグランプリスラム達成者が得意の舞台で走る。敵は腰のヘルニアだけだ。
■前橋競輪 出走表(予想)掲載一覧
■前橋競輪 ニュース一覧
初日12R、古性優作の前で走る脇本雄太