
7月の玉野GⅡサマーナイトFで落車して重傷を負った松浦悠士(34)=広島・98期・SS=は、単騎で前々勝負。残り2周半で最後方から踏み上げて先頭に立ち、後続の攻めを待った。単騎の新山響平が呼応するように残り2周で先行。松浦はすっぽりその後位にはまる展開となった。
だが新山が先行すれば、その後位が渋滞する。郡司浩平が追い上げて外から松浦を押圧し、打鐘直前に松浦は落車した。
松浦はバックのバンク内側でしばらくうずくまっていたが、2日目は意地の出走。「痛めていたのは左半身。今回は右半身だった。折れたような痛みではなかった。打撲です」と、明るい表情を作って見せた。
7月の玉野では左の肋骨を4本骨折し、肺挫傷、肺気胸など重傷だった。
初日に落車したが2日目も出走する松浦悠士