【山陽オート(オーバーミッドナイト)一般】地元の38期が初日から3連勝でデビュー初優出/優勝戦も「全力で逃げます」


【記者コラム・小野亮太郎の恐れオノのく高配当】

 今年1月デビューの38期、藤本悠仁(ふじもと・はるひと、21歳)=山陽・B級=が準決6Rを逃げ切り、地元でうれしい初優出。初戦からパーフェクトでの初Vへ挑戦する。


 「冷や冷やだった」とプレッシャーの懸かった一番を振り返った。6Rの本番中に雨が降り出してコンディションが急変。「(準決は)雨は気にならなかった」と問題にしなかったが、抜群のスタートから攻め込んだ岡松忠が肉薄する展開。「後ろが見え出して、最終コーナーは内に入られないように行った」と冷静に立ち回って退けた。

 優勝ならば、38期では竹尾竜星(飯塚)に次ぐ2番目のスピード。「全力で逃げます。頑張ります」。将来のエースが手ごわい先輩の猛追をしのぎ切り、歓喜の瞬間を迎える。

 ▼8R 藤本悠仁の後ろは30線。Sで食われる恐れも全くなく、気迫の逃げを披露する。晴雨ともに1-652-6523。

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【山陽オート(オーバーミッドナイト)一般】地元の38期が初日から3連勝でデビュー初優出/優勝戦も「全力で逃げます」

初優出を決め、表情を緩める藤本悠仁
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