【小倉競輪(ミッドナイト)FⅡ】近藤誠二が「自分に合っていない」当地で21年ぶりの勝ち上がり1着

準決5Rで番手抜け出しから1着をつかんだ近藤誠二


 2日目準決5Rは、今節のシリーズリーダーの近藤誠二(47)=香川・80期・A1=が1着。打鐘を目がけてスパートした船山真生に乗って、ゴール前で残し気味に抜け出した。


 「決勝のこともあるし、船山君を何とか残したかったけど急に失速してきて…」とラインの独占を逃して悔しそうにしたが、「3年以上も落車をしていないし、状態はかなりいいですね」と胸を張った。

 「小倉で1着インタビューを受けたのは初めてでしたよ」。過去データをさかのぼると、当地の勝ち上がり戦で1着を取ったのは2004年4月の国際競輪FⅠ(A級戦。4、1、決勝6着)以来で、実に21年ぶりだった。「小倉のバンクは独特な形状っていうのもありますけど、ライトの光が自分には合っていなくて、何だか見えづらいんですよ」

 それでも1着で勝ち上がれたのには自信になった様子で「このままいけば4年ぶりにS級点が取れるし、決勝も山崎(航)君の番手で頑張ります」と力こぶ。西ラインは隊列2車と厳しい情勢だが、その中でもチャンスを見つけ出し、ゴール前で追い込み勝負をかけるつもりだ。

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