【ボートレース浜名湖・GⅠ周年記念】71周年覇者が優勝戦に名乗り 初日ドリームを制した5号艇で連覇に挑戦

前回覇者の丸野一樹



 前回覇者が連覇への挑戦権を手にした。71周年の覇者・丸野一樹(34)=滋賀・109期・A1=が準優11Rで2コースから2着に入り、優勝戦に名を連ねた。


 伸びる菅章哉の存在もあり、簡単なレースではなかった。その中、1Mは的確な身のこなしを見せ、BSは2番手接戦の位置へと浮上。そこからの競り合いをものにした。

 「1Mはある程度、想定内。ターンマークさえしっかり回れれば、と思っていて、ちゃんと回れた」。完璧な心の準備で周りにも惑わされずに任務を遂行し、「成長を感じました」と自らを称賛した。

 賞金20位での参戦だったとあって、グランプリ入りを目指す上でも大きな一歩。「この優勝戦は今年の一つのターニングポイント」と位置付け、「一つでも上の着順を」と意気込む。

 もちろん連覇も視野に戦う。「外枠なので展開の味方も必要だし、自分のやるべきことをやるだけかな」。自力でVをつかむのは難しい枠番であるのは承知の上。ただ5号艇といえば、鮮やかにまくり差した初日ドリームと同じ。
しかもその時の1号艇は、優勝戦と同じ茅原悠紀だ。「ドリームは今年一番のターンができて1着が取れたし、流れはいい」。絶妙のハンドルを再現する。



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