【武雄競輪（ナイター）FⅠ】前回⑦⑥⑤の鹿児島41歳が得意バンクで連勝「腹巻きは偉大です」


【記者コラム・造田大の大勝負】

　前田義和（41）＝鹿児島・94期・A1＝が得意バンクで巻き返した。前回の弥彦は⑦⑥⑤と大叩き。
「弥彦が寒すぎて全く力が入らなかった」のが主な原因だ。

　それを踏まえて、今開催は寒さ対策は万全。「腹巻きをしてます。体を暖める機械も持ってきてます。全然違いますね。腹巻きは偉大です」と名言を残すなど効果はてきめん。初日は突っ張り先行で押し切り、2日目の準決3Rは5番手から捲って快勝とピンピンで勝ち上がった。

　防寒対策もあるが、相性の良さも味方している。「武雄はデビュー戦で完全優勝をしているし、チャレンジからの特進も武雄。全国で一番得意なバンクだし、武雄だけで4、50勝してるんじゃないかな」。とにかく武雄では強い。

　最終日11R決勝は6番車で単騎戦。
「前回だけで競走得点を1点も下げた。その分まで取り返したい」と前検日に話していただけに、決勝は単騎一撃で完全Vと点数回復をもくろむ。

　▼11R（前田義和）　福元啓太と小川将二郎がもがき合えば、展開が向く前田にVチャンス。6－5＝127、6－1＝7。

　▼7R（荻原尚人）　人気を集めそうな徳島コンビが不調ならば、先行しそうな比佐宝太をマークする荻原の抜け出しを狙いたい。4－6－2357、4－5＝237。

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【武雄競輪（ナイター）FⅠ】前回⑦⑥⑤の鹿児島41歳が得意バンクで連勝「腹巻きは偉大です」

防寒対策で着用している腹巻きを披露する前田義和
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