【ボートレース芦屋(モーニング)一般】江口晃生 百戦錬磨の前付けでVをもぎ取る

優勝戦で準優のリベンジを狙う江口晃生



 準優の借りは優勝戦で返す。予選トップ通過でV戦の1号艇に王手をかけていた江口晃生(60)=群馬・54期・A1。


 「足は全体的に大したことがなかった」。懸念していた舟足の弱さが大事な場面で露呈した。準優12Rはインからゼロ台Sを踏み込んで、森野正弘ともほぼ同体のSだったが、差しを許して2着。

 「準優は1号艇だったのでまくられるのが嫌だからチルトをハネて伸び寄りで行ったけど掛かりが良くなかった」。外枠勢を警戒した調整が裏目に出て、すぐ隣に構えていた森野に土をつけられる形となった。

 それでも優出切符は逃すことなくVへの挑戦権を獲得。まだ優勝は手の届く位置だ。「今の足では出足がない。ピット離れを考えたらもっと違うペラの形を探らないといけない」

 優勝戦は4号艇だが、すぐ外には自身と同じく〝インの鬼〟の石川真二が控える。激戦ムードの漂うコース争いも百戦錬磨の技で制し、準優のリベンジを成し遂げる。

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