【小倉競輪（ナイター）GⅠ競輪祭】デビュー1年半の30歳ガールズが勝利してGⅠ最高配当が飛び出す
　2024年5月のデビューからまだわずか1年半の大浦彩瑛（30）＝神奈川・126期＝が、記録に名前を刻むビッグ配当の立役者となった。初日7Rの1着ゴールで、3連単は35万9940円。
今年のオールガールズクラシック2日目10Rの31万7940円を超えて、ガールズGⅠの最高配当となった。

　人気の児玉碧衣が鐘3半カマシで抜け出したが、終3角から徐々に失速。逆に2角過ぎから捲って児玉を追った大浦はみるみる差を縮めて直線半ばで抜き去り、児玉を3着に沈めた。

　前回の別府では予選2走が7、3着で最終日は欠場。前検日も不安なコメントが多かった。だが初日のレース後は「重いローラーに乗るなど、師匠（福田知也）にこれまでと違ったメニューを組んでもらった。フレームも連続優勝したときのものに戻して臨みました」。立て直しに成功し、10月の連続Vを思い出したかのような激走を大舞台でやってのけた。

　「メンタル面で弱気になるところがある」と自分の弱点は分かっている。だが児玉を倒したことは大きな自信になるはず。強気に攻めれば、準決でも大穴を提供するようなパフォーマンスを十分期待できる。

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ガールズGⅠ最高配当を演出した大浦彩瑛
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