【小倉競輪(ナイター)GⅠ競輪祭】犬伏湧也が師匠とのワンツーに「よっしゃー!」
 初日に3着だった犬伏湧也(30)=徳島・119期・SS=は、2日目8Rを逃げ切り。2走合計を21ポイントとした。


 師匠の小倉竜二を連れての戦い。打鐘前からの積極駆けで押し切り、ダイヤモンドレース入りの可能性を残す激走だった。

 「どの位置になっても主導権を取る」と強い気持ちで臨んだ。小倉とは10月、前橋での寛仁親王牌決勝でも同走。松本貴治と小倉らの前を走ったが、「四国からチャンピオンを」の師匠の思いに応えられないまま、後方でレースを終えた。

 「小倉さんと走れる機会はそう多くない。前回の前橋でのふがいない競走もあったし、今回こそは」と積極駆けを心に決めていた。

 報道陣への対応の最中、小倉が割り込んできた。「お前、ゴールで何を叫んどったん?」。犬伏は急な師匠の問いに戸惑いながら、「小倉さんが横にいたので『よっしゃー!』と声が出ました」。犬伏にとってそれだけうれしい逃げ切りワンツー。さらなる成長へのきっかけとなる走りだった。


■小倉競輪 開催一覧(出走表・予想)

■小倉競輪 ニュース一覧




【小倉競輪(ナイター)GⅠ競輪祭】犬伏湧也が師匠とのワンツー...の画像はこちら >>

小倉竜二の急な質問に対応した後、苦笑いする犬伏湧也


編集部おすすめ