【小倉競輪（ナイター）GⅠ競輪祭】松浦悠士が復活勝利　ダイヤモンド級の高額配当
　松浦悠士（35）＝広島・98期・SS＝が、自分を信じたファンにダイヤモンド級の高額配当をプレゼントした。

　今年は度重なる落車で調子が上がらないまま。
今大会は寬仁親王牌での落車からの復帰2場所目だった。肋骨の痛みもあり、「正直、GⅠで優勝争いできる状態ではない。ここというより、広島記念（12月20～23日）に向けてやっているところ」とコメントしていた。

　だが3日目（2走目）のバースデーに白星を挙げてダイヤモンドレース入り。4日目のそこでも犬伏湧也の猛烈なカマシを好追。ゴール前でグイッと抜け出し、昨年に続いて副賞のダイヤモンドを手にした。

　2戦目の勝利では「状態はまだまだだが、1着が取れることが分かった」。ダイヤモンドレースを制しても「犬伏君のカマシに付いていけてホッとした」と強気なコメントはない。それでも戦える自信が芽生えていることは間違いない。

　本命党を悔しがらせる3連単20万9660円のビッグ配当。2年前のGP覇者の復活劇は、これで終わるはずがない。

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表彰式を終え、観衆の声援に応える松浦悠士
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