ボートレース福岡(福岡県福岡市)

GⅡ「第12回レディースチャレンジカップ」

11月25日(火)~30日(日)開催





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 SG「チャレンジカップ」と同日程で並行開催のGⅡ「第12回レディースチャレンジカップ」(優勝賞金500万円)が25日に開幕する。こちらは年末のクイーンズクライマックス(大村)への最後の争い。名実ともにナンバーワンの遠藤エミに対して、渡邉優美、小野生奈、川野芽唯の地元3強が地元タイトル死守へ闘志を燃やす。
このうち、当地に並々ならぬ思いを持つ渡邉に意気込みを聞いた。



■自己記録更新も「まだまだ」



 ――今年は勝率や優勝回数で進歩がありました。

 「2026年前期適用勝率(集計期間25年5~10月)はキャリアハイ(7.47)をマークできて、年間優勝回数(5回)もキャリアハイ。そういう面ではいい年なんですけど、全く満足はしていないです。勝率は8点超えを目指しているし、GⅠも勝てていないですしね。もっともっと上を目指しているので、まだまだ足りないです」

 ――そうではあっても、成績を残せた要因は何だと分析しますか?

 「う~ん、何でしょう(笑)。向上心は常にあります。自分はまだまだ進化の過程にあると思っているので。ターンはまだまだ練習しているし、乗り方もじゃんじゃん変えています。お盆あたりから、新しいターンのいい感覚をつかめています。2、3年後ぐらいに、もっとすごい存在になりたい、いやなれていると思います(笑)」



 ――今年はこの大会を目標と話していましたね。

 「本当はレディースチャレンジカップではなくて、SGのチャレンジカップに出たかった。結局、優出はできても大きいところ(GⅠ)を取れなかった。
プロは結果が全ての世界。結果が出ないということは、まだまだ努力が足りないんだと思います」

 ――もう気持ちの切り替えはできていますか?

 「はい、大丈夫です。遠藤(エミ)さんは抜けないけど、優勝すれば2位。クイーンズクライマックスのトライアル初戦が1号艇になりますよね。クイーンズクライマックスを優勝するためには、絶対に1号艇スタートが有利ですからね。それに来年を見据えても、この福岡は絶対に優勝したい」



 ――既に来年の目標を定めているんですね。

 「やっぱりSGに出て活躍したい。今年は5回優勝しているので、何としてもあと一つ優勝してクラシックの出場を決めたい(6Vなら出場権当確)。レディースチャレンジカップは優勝しただけで即出場権獲得じゃないけど、私は年間6Vが懸かっていますからね」

「〝予備の女〟はイヤ」



 ――オーシャンカップのポイントも入ります。

 「来年はずっとSGに出たいです。今年はオールスターが予備1位、メモリアルが予備3位、ダービーが予備3位で予備ばっかり。もう〝予備の女〟を卒業したい。
〝予備の女〟ってプライベートでも言われたくないですもん(笑)」



 ――それに今回は地元の福岡。気合の入り方も違いますか?

 「やっぱり福岡は地元中の地元なので思い入れが違います。ここでは誰にも負けたくない。でも、それは(川野)芽唯さんや小野(生奈)さんも一緒だと思う。地元の中で誰かが勝てばいいと思うけど、もちろん自分が勝つつもりです。それに日高(逸子)さんの分も頑張りたい」

 ――やっぱり日高さんの存在は大きい?

 「私が小さい頃から見てきたし、選手になってからは本当にお母さんみたいな存在でした。いるのが当たり前だったので、レース場に日高さんがいないと本当にさみしい。でも、日高さんの努力する姿を見ていたので自分も頑張ろうと思える。自分はまだまだだなって。今後は日高さんの分もって思うし、あれだけ努力をし続ける姿勢を見習っていきたい」

 ――意気込みを聞かせてください。

 「結果を残すためにはとにかく準備が大事だと思うので、トレーニングもプロペラも100%やり切って、これで負けたら仕方ないと思えるほどにやれることを全てやっていきます。地元なので気合の入ったレースを見せますので、応援よろしくお願いします」







◆渡邉優美(わたなべ・ゆみ)

 1992年9月19日生まれの33歳。
福岡市出身。平尾中卒業。登録番号4590。2009年11月に17歳でデビューした105期。養成所では、女子では例が少ない勝率6点台(6.11)をマークし、有望株として卒業。同門の永田啓二(94期)に師事してから急成長し、現在は女子のトップレーサーにまで成長した。24年2月にびわこで開催されたGⅡレディースオールスターで特別戦初制覇。GⅠレディースチャンピオンは3年連続優出中で、クイーンズクライマックスを含めて6回のGⅠ優出歴がある。デビュー通算86優出20V。同期は塩田北斗、菅章哉、佐藤翼、磯部誠ら。161センチ、49キロ、B型。
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