【小倉競輪(ナイター)GⅠ競輪祭】グランプリ出場権の行方は最後まで混沌 南修二は有望

最終日に1着ならグランプリ切符が確定する南修二



 グランプリ出場権争いは圏外の選手が多数決勝進出。逆転出場者が生まれる可能性が大きく残る、混沌(こんとん)とした大激戦となった。


 GⅠ覇者の吉田拓矢、寺崎浩平、脇本雄太、嘉永泰斗に加え、賞金上位の古性優作、眞杉匠、郡司浩平まで、7人が5日目までに確定した。

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 賞金7位の南修二はまだ確定ではないが、最終日の特別優秀で1着なら確定するなどかなり有望。南がグランプリに届かない条件は、古性、吉田、松本貴治以外の6人が優勝した上で、南が2着以下かつ松本が2着。

 深谷知広は賞金9位とボーダー上だが、最終日は決勝ではなく特別優秀。深谷がGPに出る条件はやや複雑だ。

 まず古性か吉田の優勝が必須。その上で次の条件を満たす必要がある。(※関連選手が完走し同着がない場合のみを考慮)

 ・深谷が2着以内なら、松本が7着以下かつ松井宏佑が3着以下。

 ・深谷が3着なら、松本が8着以下かつ松井3着以下。

 ・深谷が4、5着なら、松本8着以下かつ松井4着以下。

 ・深谷が6~8着なら松本が9着かつ松井が4着以下。

 深谷は9着だと、松本の9着に抜かれるため圏外になる。

 松本から見ると優勝以外でも、自身が2着かつ南が2着以下でGP切符を手にする。
古性か吉田がVなら大きく可能性が広がり、松井が2着でも松本は3着でOK。深谷2着以内かつ松井3着以下なら松本は6着OK。深谷3着以下かつ松井3着なら松本7着OK。深谷6~8着かつ松井4着以下で松本8着OK。深谷9着かつ松井4着以下なら松本は9着でOK。

 松井の条件は厳しい。優勝以外なら古性か吉田のVが必須。その上で2着なら松本4着以下、3着なら深谷が4着以下かつ松本8着以下が条件。自身が4着以下だと圏内突入はできない。

 山田英明、山田久徳、荒井崇博、渡部幸訓、阿部拓真のGP出場は、優勝しかない。

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最終日10Rの特別優秀を走る賞金9位の深谷知広
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