【競輪】九州地区プロ 角令央奈は3年連続の2冠を逃してガックリ「ぬか喜びでした」
 角令央奈(38)=福岡・98期・S2=は、4キロ個人パーシュートで3連覇。それでも浮かない顔だった。


 「出走順が最後だったので目標タイムが分かっていたのが良かった。もう少しタイムを出せたと思うけど、団抜き(4キロチームパーシュート)に力を温存しました」。

 その〝団抜き〟では、熊本チームが先に好タイム。角ら福岡チームはそこを目指して走り、ゴール後に一度は熊本を上回るタイムが掲示された。

 場内実況でも「どうやら優勝は福岡」と放送されたが、〝先頭のタイムが掲示された〟とのことで取り消し。ルールでは、4人のうち3番目にゴールした選手のタイムが結果となる。

 ゴール時にちょうど対戦相手で約半周遅れとなった長崎チームに接近したことも重なり、1000分の59秒差で敗れた。福岡の3連覇はならなかった。

 「ぬか喜びでした。今年はメンバーをがらりと変えて、平均年齢37歳で頑張ったんですけどね」と正式結果にがっかり。チームの悔しさは、全プロでの個人パーシュートで晴らすしかない。

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4キロチームパーシュートは2位だと聞かされて驚きの表情を見せる角令央奈
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