【とこなめボート・GⅠ周年記念】6号艇で価値ある1着の大阪支部35歳が好展開を生んだ先輩に深々と最敬礼


【記者コラム・深堀慎一郎の興味慎々】

 選手たちは各レース後、勝っても負けても対戦した5人みんなとあいさつをかわす。これが礼と節のボートレースだ。


 4日目7R後もその光景が繰り広げられたが、普段にも増して丁寧に深々とお辞儀をする選手の姿が目に入った。6号艇で1着を取った山崎郡(35)=大阪・112期・A1=で、お辞儀の相手は4号艇の森野正弘(40)=山口・106期・A1。森野がまくったことで好展開が生まれたからで、〝1着は自分だけの力ではない〟との気持ちがこもっていた。

 簡単には勝てない6号艇だっただけに山崎にとっては実に価値が大きな1着で、これで一気に準優1号艇まで躍進。今年の準優1号艇の戦績はGⅠの1回も含めて10戦9勝の高勝率。敗れたのは、進入で動きがあったSGダービーだけ。今回もすんなり枠なり進入なら順当に逃げる。


【とこなめボート・GⅠ周年記念】6号艇で価値ある1着の大阪支部35歳が好展開を生んだ先輩に深々と最敬礼

準優1号艇を手にした山崎郡



 ▼10R 山崎のイン戦を信頼。ここに来て機力が整ってきた峰竜太が侮れない。1-5-全。

 ▼12R 菊地孝平が万全の舟足。あえての穴なら薄目の2、3着しかない。
1-456=23。

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【とこなめボート・GⅠ周年記念】6号艇で価値ある1着の大阪支部35歳が好展開を生んだ先輩に深々と最敬礼

レース後、森野正弘(左の後ろ姿の4号艇)に深々とお辞儀をする山崎郡(右の緑色のカポック)
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