【ボートレース福岡・一般】地元でのデビュー初Vへ気合十分の27歳「ピンロク勝負で思い切ったハンドルを入れる」

エース50号機で機力は節一級の藤井公人


 こん身の力を振り絞った。準優12Rで藤井公人(27)=福岡・129期・B1=は、3コースから全速ツケマイを敢行。
逃げた北川潤二にはあと一歩届かなかったが、ドリーム組の飛田江己や高倉和士ら実力者を向こうに回して優出の切符を勝ち取った。

 機力は相変わらず抜群ムード。エース50号機は序盤から猛威を振るい、「もう全部の足がいい」と言うことなし。「優勝を狙える足」と自信満々で、デビュー初Vへの意欲をさらに後押ししてくれている。

 地元でのデビュー初Vへ、何をすべきかも見えている。「田頭(虎親)さんか福来(剛)さんが仕掛けるはず。ピンロク勝負で思い切ったハンドルを入れたい」。師匠の川上剛が準優10Rで敗れてしまい、「いつか実現したい夢」という悲願の同時優出はかなわなかったが、だからこそ地元の砦としての気概も十分。猛練習で培った強烈なスピードターンで、自らの運命の扉を開く。(森 大輔)



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