「あれは本当にこたえましたね」芦屋GⅠ優勝戦でのフライングから約3年 広島支部の38歳がデビュー19年目にして初の勝率7点台をマーク【インタビュー「西スポが聞く」】
【インタビュー「西スポが聞く」】

 新田泰章(38)=広島・101期・A1=は、2026年前期(1~6月)の適用勝率が7.16。デビュー18年目にして初めて勝率7点台を稼いだ。
今年は優出回数も14回とキャリアハイを更新中だ。好成績につながった要因や今後の目標について聞いた。


「あれは本当にこたえましたね」芦屋GⅠ優勝戦でのフライングか...の画像はこちら >>

デビュー19年目にしてキャリアハイの勝率7点台をマークした新田泰章



(12月9日からボートレース芦屋に出走中=12月13日まで)

--2026年前期適用の集計期間(今年5~10月)はデビュー初の勝率7点台。今年の優出数も14回と自己記録を更新中です。

 「結果が残せているのは、いいエンジンを引けているのが一番大きいと思います」

--調整面などで意識していることはありますか?

 「一貫してプロペラを少し重ためにして、初心に戻りロー回転で行こうと決めて調整すると意外と成績もいいんですよ。自分で付けているノートを読み返しても、統計的にそうだよなって分かる部分もあるんです。やっぱり回転が上がり過ぎないように調整する方が合うんだなって思います。エンジンを出す人に比べたら、出せていないこともあったりはするんですけどね(笑)」

--芦屋は2023年3月のGⅠ優勝戦2号艇で羽野直也選手(1号艇)とともにフライングがありました。

 「あれは本当にこたえましたね。あのGⅠは、いい節でも悪い節でもありました。スタートを行く気では行ったんですけど、ちゃんと(正常なゾーンに)入れないといけませんでしたね。今節走って芦屋はSが難しいっていうのを改めて感じました」

 --11月にデビュー19年目に入りました。
ここからの目標を教えてください。

 「勝率7点台は、こういうプレーをできていれば自分でもまだまだやれるんだなって自信にもなった。基本的には無事故が目標というのはあるけど、目の前の一走一走をしっかりやり遂げた先に、ダービーとかが見えてくると思います。トライアンドエラーしながら半年以上も成績が取れてきているので、やり方は間違っていないのかな。とりあえず、こだわり過ぎても駄目なので、柔軟にそして地道に今自分ができることをやり通していきたいと思っています」

■ボートレース芦屋 開催一覧(出走表・予想)

■ボートレース芦屋 ニュース一覧




「あれは本当にこたえましたね」芦屋GⅠ優勝戦でのフライングから約3年 広島支部の38歳がデビュー19年目にして初の勝率7点台をマーク【インタビュー「西スポが聞く」】

「今自分ができることをやり通していきたい」と話す新田泰章
編集部おすすめ