【ボートレース住之江(ナイター)SGグランプリ】最高峰の1億円決戦、間もなく開幕! 末永和也が初出場初Vへと挑戦 同じく2nd組の茅原悠紀、池田浩二らがV争いリード/12月16日開幕

トップ選出の茅原悠紀





【ボートレース住之江(ナイター)SGグランプリ】最高峰の1億円決戦、間もなく開幕! 末永和也が初出場初Vへと挑戦 同じく2nd組の茅原悠紀、池田浩二らがV争いリード/12月16日開幕

2位選出の池田浩二







 今年のボートレース界の頂点を決める住之江ボート(大阪府)のSG「第40回グランプリ」が16日に開幕する。一年にわたって戦線をリードした賞金上位18人が出場。
破格の優勝賞金1億1000万円を目指して6日間を戦う。

 初日から出走するのは「トライアル1stステージ」の12人で、トップ選出の茅原悠紀をはじめ上位6人は、3日目からの「2ndステージ」から登場し、1stから進む6人を受けて立つ。同時開催の「グランプリシリーズ戦」(優勝賞金2000万円)とともに優勝戦は21日。師走の寒気も吹き飛ばす熱戦に注目だ。






SG第40回グランプリ出場選手


順位
登番
レーサー名
支部
年齢
出場回数


1
4418
茅原  悠紀
岡山
38
3年連続8回目


2
3941
池田  浩二
愛知
47
5年連続16回目


3
4847
佐藤 隆太郎
東京
31
初出場


4
4444
桐生  順平
埼玉
39
5年連続11回目


5
5084
末永  和也
佐賀
26
初出場


6
4262
馬場  貴也
滋賀
41
5年連続7回目


7
4205
山口   剛
広島
43
2年ぶり4回目


8
4320
峰   竜太
佐賀
40
3年連続11回目


9
4371
西山  貴浩
福岡
38
2年連続4回目


10
4719
上條  暢嵩
大阪
31
2年連続3回目


11
4344
新田  雄史
三重
40
4年ぶり5回目


12
3897
白井  英治
山口
49
3年ぶり11回目


13
4573
佐藤   翼
埼玉
37
2年連続2回目


14
4445
宮地  元輝
佐賀
39
2年連続2回目


15
4851
関   浩哉
群馬
31
2年連続2回目


16
4013
中島  孝平
福井
46
2年ぶり7回目


17
3779
原田  幸哉
長崎
50
3年ぶり8回目


18
4586
磯部   誠
愛知
35
2年ぶり3回目


※順位は選出順位




■クローズアップレーサー

 今大会最年少の佐賀支部のニュースター末永和也(26)が、初出場初Vを目指して乗り込む。


【ボートレース住之江(ナイター)SGグランプリ】最高峰の1億円決戦、間もなく開幕! 末永和也が初出場初Vへと挑戦 同じく2nd組の茅原悠紀、池田浩二らがV争いリード/12月16日開幕

今年のダービーでSG初Vの末永和也



 10月に三重・津で争われた実力日本一決定戦の「ダービー」でSG初制覇。グランプリ出場圏内へと一気に浮上すると、今大会直前の愛知・とこなめの「周年記念」では今年2度目のGⅠV。誰よりも最高の勢いを得て1億円決戦を迎える。

 レーサー人生最高の一年を送る今年を振り返って「本当に流れがいい」「自分の実力以上の結果が残せていて来年が怖い」とかなり謙虚な自己評価。ただこの若さにして、勝者のメンタリティーに優れた超強豪なのは間違いない。今年も「ここまで来たら勝ちたい」「2ndに入りたい」など、静かな語り口の中に強い意欲を込め、抜群の勝負度胸と高い技術でそれを実現させてきた。


【ボートレース住之江(ナイター)SGグランプリ】最高峰の1億円決戦、間もなく開幕! 末永和也が初出場初Vへと挑戦 同じく2nd組の茅原悠紀、池田浩二らがV争いリード/12月16日開幕

ダービーのメダル授与式で末永和也(中央)の優勝をたたえる2着の茅原悠紀(左)と3着の桐生順平(右)



 初出場のグランプリは「未知の世界なのでどうなるか分かりません」とこれまた控えめだが、「今年の流れがいいので、枠番抽選でもいい枠が引けると思っている」。
運も実力のうちだとばかりに、さらに最高の一年へとしてみせる。



■総展望

 主役はもちろん2nd組。

 ターンの精度が充実するばかりの茅原悠紀が2度目のVへ意欲をみなぎらせる。近年のSG優出数の多さが実力の何よりの証し。トライアル首位通過をまずは目指す。

 旋回力といえば、桐生順平や馬場貴也も相当なもの。池田浩二も技術の高さは年齢を重ねても変わらない。


【ボートレース住之江(ナイター)SGグランプリ】最高峰の1億円決戦、間もなく開幕! 末永和也が初出場初Vへと挑戦 同じく2nd組の茅原悠紀、池田浩二らがV争いリード/12月16日開幕

7月に地元びわこのGⅡを制して一気に復調した馬場貴也



 初出場の佐藤隆太郎は猛烈なパワーを生かして今年序盤のSGを連続V。良機が約束された2nd組なら同じ足取りもたどれる。同じく初出場の末永和也は追い上げも得意なことが、着順一つで状況が一変するトライアルに生きそうだ。

 1st組にも有力選手がずらり。歴代覇者に名を連ねるのが峰竜太、白井英治、中島孝平。
山口剛は11月に久々のSGV、西山貴浩は7月に待望のSG初Vを飾った今年の勢いがあり、新田雄史は今年2桁Vの戦績。






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大会2Vの峰竜太





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夏のメモリアルでVの白井英治





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SG初Vがグランプリだった中島孝平







 上條暢嵩は唯一の大阪支部として奮闘。佐藤翼、関浩哉とともにSG初Vを目指す。宮地元輝、原田幸哉、磯部誠は念願の大会初制覇へと気迫の走りを披露する。


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地元の期待を一身に背負う上條暢嵩
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