【ボートレース下関(ナイター)GⅠ周年記念】関浩哉が2コース差しで通算6回目のGⅠ制覇 「黄金のヘルメットをかぶりたい」大一番へ向けてリズムは加速

優勝盾を掲げる関浩哉



 下関ボートのGⅠ開設71周年記念「海響王決定戦」は12日、最終日を迎え、12R優勝戦は2枠の関浩哉が2コース差しを決めて1着。11月の徳山周年記念以来、通算6度目のGⅠ制覇を成し遂げた。


 2着は1枠安河内将、3着は5枠若林将が入り3連単は2950円の決着となった。節間売上額は目標額の100億円を大きく上回る117億952万100円と、盛況のうちに幕を閉じた。

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■ヒーロー

 強い追い風が吹き最終日は1Rから安定板が使用された。進入に大きな動きはなく123/456の枠なり3対3に落ち着いた。

 絶好枠に構えたイン安河内はSをしっかり決めたものの、GⅠ優勝戦初の1枠で緊張もあったのか、1M大きく外してしまう。この絶好の展開を逃さなかったのが関だ。2コースからこん身の差しハンドルを決めてBS優位に立ち、2Mでは安河内が逆転の望みをかけて差して迫ったが一歩及ばず。機力軽快な関が振り切って、そのまま優勝のゴールを駆け抜けた。

 「優勝戦は今節で一番、いい仕上がりでした。安定板が付いてチルトを0.5度にしたのが良かったのかな」と機力も万全の状態での勝利だった。「徳山(周年V)がいいきっかけになって、その感じのままこられたのが良かったですね」と年末に向けてさらにリズムを加速させた。

 次節には大一番の住之江グランプリ(GP)が控えている。
「しっかり休んで初日から頑張ります。ファイナルに乗れるように、そして黄金のヘルメットがかぶりたいです」。上げ潮ムードでGP初制覇へ向かう。(岡部貴礼)

■優勝した関浩哉のプロフィル



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