久米康平は弟子に「あっせん停止中のアドバイスができる。自分もやったので」【インタビュー「西スポが聞く」】
 【インタビュー「西スポが聞く」】

 10月下旬の小松島FⅠで1年ぶりに優勝した久米康平(34)=徳島・100期・S1=が、6月の開設記念以来となる別府参戦。あっせん停止中の弟子・小川真太郎の近況も含めて話を聞いた。


 (12月15日から別府競輪に出走=12月17日まで)

 ――10月には地元で完全優勝。やはり地元3割増しですね。

 「実は昨年も10月下旬に地元で優勝しているんです。それ以来の地元戦での優勝。地元だけで1年に一度、優勝している感じです」

 ――来年も10月に呼ばれたらいいですね。

「そう思っていたんですが、来年1月に小松島のあっせんが入ってしまったんです。10月なら優勝できそうなんですけど、どうなんですかね。季節を問わず勝てたらいいんですけどね」

 ――ところで、弟子の小川選手はお元気ですか。

 「頑張って練習していますよ。10月に先頭員早期追い抜き。あっせんが4カ月止まるので復帰はまだ先ですが、基礎からみっちり鍛え直しています」

 ――師匠にとっても、いい練習相手がいつもいるということですね。

 「はい。
開催から帰ると必ず一緒に練習できるのはいいですね。それに、自分も先頭員早期追い抜きをやったことがあるんですよ。なので、あっせん停止の期間をどう過ごせばいいかのアドバイスはできます」

 ――2021年12月の和歌山で3人が失格した件ですね。

「そうです。あっせんが止まって、最初の2カ月は基礎をメインに鍛え直しました。意外とすぐ月日がたつんですよ。あっせんが決まってからの方が目標があるので、長く感じました」

 ――久米さんにとって、今年はどんな年でしたか。

 「ほとんど決勝に乗れなかったんですよ。実はその優勝を含めて3回だけ。来年はもっと決勝に乗りたいですね。まずは1月の地元戦で頑張りたいです。もちろんその前に、ここでも頑張ります」

■別府競輪 出走表(予想)掲載一覧

■別府競輪 ニュース一覧




久米康平は弟子に「あっせん停止中のアドバイスができる。自分も...の画像はこちら >>

近況は弟子であっせん停止中の小川真太郎といつも一緒に練習しているという久米康平



編集部おすすめ