【伊東競輪・GⅢ開設記念】地元の深谷知広が移籍後では初の伊東記念V
◆伊東12R S級決勝




選手名

府県
期別
着差
決手
HB
備考


1

1

深谷 知広
35
静 岡
96
 
捲り
 
 


2

8

簗田 一輝
29
静 岡
107
1 輪
マーク
 
 


3

2

清水 裕友
31
山 口
105
1/2輪
 
 
 


4

7

松浦 悠士
35
広 島
98
3/4身
 
 
 


5

3

三谷 竜生
38
奈 良
101
2 身
 
 
 


6

5

成田 和也
46
福 島
88
1/2輪
 
 
 


7

4

村田 雅一
41
兵 庫
90
1 身
 
 
 


8

6

椎木尾 拓哉
40
和歌山
93
3 身
 
 
 


9

9

中野 慎詞
26
岩 手
121
3/4輪
 
HB
 


3連単 5,940円(8番人気)
 
 
 
 
 




 伊東競輪のGⅢ「開設75周年記念 椿賞争奪戦」は14日、最終日の12Rで決勝が行われ、地元の深谷知広(35)=静岡・96期・S1=が2角から捲って優勝。3月の名古屋以来、通算24回目のGⅢタイトルを手にした。
深谷マークの簗田一輝が2着に続き地元コンビがワンツー。地元勢の後ろに付けた清水裕友が3着で続いた。9Rのレインボーカップチャレンジファイナルは中国3車の番手から臨んだ伊藤涼介(24)=広島・127期・A3=がV。3番手の中田拓也が2着続き、ラインの先頭を任された藤田楓が3着に粘り上位を独占した。なお、上位3名は15日付でA級2班に特別昇班する。

■ヒーロー

 地元のエースが狙い済ました一発をお見舞いした。「これ以上ない展開でした」。自らがスタートを取り、前受けからレースを進めると、東北勢が切った後ろを確保。「後ろを全て簗田君に任せていました。いい位置を確保することができた」。すかさず三谷竜生が叩きに来たところを番手簗田のファインプレーで3番手を奪うことに成功すると、自慢のパワーで前団をのみ込んだ。

 愛知に所属していた2015年12月以来、移籍後初となる伊東のGⅢ制覇。
「すごくうれしい気持ちでいっぱいです」。ウイニングランでは施設の改修工事中にも関わらず応援に駆けつけたファンに右手を突き上げ声援に応えた。

 今年はシーズン序盤に全日本選抜(GⅠ)の決勝進出やGⅢを制し上々のスタートを切ったかに見えたが、トレーニングで痛めた膝の状態が思わしくなく、その後は思い通りの活躍をすることができなかった。

 そんな苦しい状況が続いていた中、最善の治療とサプリメントに出合い、最悪の状態から脱した。「この数週間で良くなってきたので、来年は期待に応えられるよう頑張りたい」。出走を予定していた防府(FⅠ)を欠場し、来年1月の立川記念(GⅢ)に照準を合わせる実力者が2026年を復活の年にする。

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賞金ボードを掲げ優勝を喜ぶ深谷知広

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