【別府競輪(ナイター)FⅠ】「SSの岩本俊介君より自分が上でした」元100メートル10秒4の陸上選手が連続Vへ


【記者コラム・野口雅洋の「1000円勝負」】

 近藤保(43)=千葉・95期・S1=は、前節の松戸で今年2度目のV。勢いに乗って別府に乗り込んできた。


 準決は佐々木悠葵をマーク。「外を気にして晝田君に内に来られた。佐々木君を残せず残念。前のおかげで決勝に乗れたし、前回の優勝も長田龍拳君のおかげです」と自力型への感謝を忘れない。

 元は陸上の短距離選手。「五輪を目指していましたが、なかなか難しくて転向しました。100メートルのベストは10秒4なんで、恥ずかしくて言えないんですけど」。昨今は10秒前後のタイムが次々に出る日本陸上界だが、約20年前でそのタイムは上位に近い。

 「森下太志さん(61期=引退)のところに千葉の陸上経験者が集まって練習していたんですよ。海老根恵太さん(86期)やSSの岩本俊介君(94期)らも一緒にやっていました。岩本君より陸上では僕が強かったんですよ。競輪では向こうがずいぶん上だけど」

 決勝は寺沼拓摩をマーク。
自慢の俊足で、2節連続Vを狙う。

 ▼12R(近藤保) 寺沼の捲りを差し切る。3―7=全。

 ▼11R(徳永泰粋) 竹内雄作の番手でイン粘りなら上位。1=7―全。

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【別府競輪(ナイター)FⅠ】「SSの岩本俊介君より自分が上でした」元100メートル10秒4の陸上選手が連続Vへ

連続優勝を目指す近藤保


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