135期の怪物ルーキー「甘く見ていた」プロの壁にぶち当たって猛練習 「〝埼玉と言えば〟と言われる存在になりたい」【インタビュー「西スポが聞く」】
【インタビュー「西スポが聞く」】

 養成所時代はリーグ戦3Vに、断トツトップの勝率8.37をたたき出した宮崎心之介(23)=埼玉・135期・B1。昨年11月のデビューから1年が経過した怪物ルーキーに、今の心境や、今後の目標などを聞いた。


 (14日からボートレースからつに出走中=17日まで)

 --鳴り物入りでデビューして1年が経過しました。

 「思うようにいってないです。養成所をそれなりの成績で卒業したからこそ、甘く見ていましたね。浮かれた気持ちというか、現実を見られていなかった。デビュー1節目で、その現実を見せられて、『全然かなわないじゃん』って思いました。調整にしても幅がすごいし、引き出しが多いなって思いました。悔しくてこの一年は『とにかく乗ろう』ってひたすら試運転をしていました」

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135期の超有望株・宮崎心之介



 --目標とする選手を教えてください。

 「桐生(順平)さんですね。やっぱり埼玉の〝顔〟。〝埼玉と言えば〟と言われる存在になりたいです」

 --埼玉支部は将来性豊かな若い世代も精鋭ぞろい。

 「畑田(汰一)さんや(中野)希一さん、(青木)蓮さん。みなさんすごいです。
追い付け追い越せじゃないですけど、自分も頑張りたい」

 --調整面の進歩は見られますか?

 「まだまだですね。ペラもそうですし、勉強という意味でも整備をすることもあります。グランプリ(16~21日・住之江)で宮地(元輝)さんが引いた33号機は、直前に自分が使用したエンジンだったんですけど、伸びがいいしすごく乗りやすかったんですよね。だから宮地さんが(前検日に)何てコメントしているのか、新聞を見るのを楽しみにしていました。でも、『乗りにくい』って書いてあった(笑)。自分はまだまだだなって思いました」

 --今後に向けて抱負をお願いします。

 「畑田さんたちとイースタンヤングやヤングダービーで一緒に仕事がしたい。その目標に近づけるようにレベルアップしたいです」
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