【小倉競輪(ナイター)FⅡ】「記念日になるか終わるか」代謝争いの廣川貞治は誕生日に勝負駆け


【記者コラム・森川和也の追走一杯】

 代謝争いの渦中にある廣川貞治(58)=東京・61期・A3=が、生き残りを懸けて予選1Rに出走する。

 「プレッシャーがかかるし、嫌だなぁ。
でも、やることはやってきたので一生懸命に頑張るだけですよ。38年も走らせてもらえたので、ここで終わっても悔いはありません」と表情はいつもと変わらない。

 「それよりも、中途半端な状態なのがつらいですよ。今回がラストって決まっていれば最後にレースを楽しめるけど、そんなことができない。あと家族に自分の走るところを見せられないのも…」ともどかしさを吐露する。

なんと初日の18日は、58歳の誕生日で「記念日になるか終わるか。大一番ですよ」。廣川の勝負駆けに注目したい。▼予選1Rは、中岡海が突っ張り先行に成功なら生き残りのチャンスが大きくなる。1=5-3、4-2-3。

▼11R(仁藤秀)目標にする立花昌也が、来期の初S級を前にして「長い距離を踏めていない」という課題克服に取り組めば、終4角先頭の形も十分だろう。5-3=247、7-1-5。


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【小倉競輪(ナイター)FⅡ】「記念日になるか終わるか」代謝争いの廣川貞治は誕生日に勝負駆け

生き残りを懸けて「大一番」に臨む廣川貞治

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