【ボートレース福岡・一般】時期的に初下ろし当初の定説は通用しない


【記者コラム・森大輔の勝ち組の法則】



 直近10節のコース別1着率を見てみましょう。ここから近況の当地の傾向を探っていきましょう。




【ボートレース福岡・一般】時期的に初下ろし当初の定説は通用しない


 現エンジンの初下ろし当初はインの1着率が60%を超えているシリーズがちらほら散見されましたが、近況はインの1着率が50%台前半で推移することがほとんど。昔の福岡のようなイン受難のオンパレードではありませんが、近況はまくりが利く福岡が戻ってきつつあります。

 当地はエンジンとボートが同時に切り替わるので、エンジンが初下ろしの時はボートも新ボート。〝軽い新ボート〟はインが強くなるのは定説なので、初下ろし当初はインの1着率が60%を超えるシリーズが続出していたと考えられます。

 現エンジンは今節で28節目。エンジンもボートも使い納めの時期にさしかかっていて、エンジン素性の差がこれでもかと広がっている上に、水を吸って重くなったボートはハッキリと優劣ができている時期。初下ろし当初とは状況が違います。しかも、使い納めの時期はほとんど良機シリーズであり、〝良機シリーズ=イン受難〟という現在の低出力型エンジンの法則にも合致する時期でもあります。過度なインへの過信は絶対に禁物です。

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