【ボートレース住之江（ナイター）SGグランプリ】一瞬でみんなを安心させた池田浩二の行動は彼なりの気遣い？


【記者コラム・深堀慎一郎の興味慎々】

　4日目12R、池田浩二（47）＝愛知・71期・A1＝が落水。レスキューが早めにピットへ戻ったことから容体が心配された。
「けがはどの程度か」「枠番抽選には参加できるのか」「5日目は走れるのか」

　選手も関係者もそうやきもきする中、ひょいっと姿を現した池田は、小走りで抽選会場へ。関係者からは「あ、小走りしている。大丈夫そうだ」との声が漏れた。

　一瞬でみんなを安心させたこの動きにはあっぱれ。ちょっとぶっきらぼうにも映るクールタイプだが、おちゃめだったり、気が利いていたり。この日の行動にもそんな愛すべき人間性が表れた。

　▼10R　池田の事故後のフォローに駆け回った、支部の後輩の吉田裕平は、5.60の低率ながら準優18番目の椅子が巡る幸運。山田康二が4カドから先制の展開で2、3着へ。45－456－56、1－6＝45。

　▼11R　馬場貴也は大逆転のファイナル入りのためにはジカまくりも選択肢かも。その展開なら、パワフルな外勢に舟券絡みのチャンスが発生。2－56＝134。


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【ボートレース住之江（ナイター）SGグランプリ】一瞬でみんなを安心させた池田浩二の行動は彼なりの気遣い？

後輩の磯部誠（右）と歩く池田浩二（左）＝今節初日に撮影
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