【小倉競輪（ナイター）FⅡ】「1着を取れる自信はある」ベテラン田村光昭が127期勢を破って連勝優出

連勝でチャレンジ決勝に進出した田村光昭


　127期対決と思われた一戦を制したのは、ベテラン田村光昭（54）＝広島・67期・A3＝だった。利川寛太の先行に乗る絶好の展開から、捲りで迫る新垣慶晃に合わせて直線勝負。
見事にピンピンで今年3月玉野（2、2、決勝7着）以来となる優出切符を手にした。

　「チャレンジ戦は番組が全て。チャンスが来たら1着を取れる自信はあるし、それだけの練習をしているからね」。大瀬戸潤一郎が束ねる練習グループで、若手たちと同じように汗を流す日々。並々ならない努力は通算510勝の結果が示している。

　たどり着いた境地は「リラックスして、楽しみながら。負けて悔しいって思ってばかりだと続かないから」と笑って話したが、1着インタビューでは「明日も（優勝して）ここに来られるように頑張る」と力強かった。

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