【別府競輪（モーニング）FⅡ】男子現役3位の勝利数を誇るベテラン　「苦手」なドームで92点相手に逃げて666勝目


【記者コラム・造田大の大勝負】

　高谷雅彦（54）＝青森・67期・A2＝が3連勝に挑む。前回の小倉は初日6着で勝ち上がりに失敗したが、2日目、3日目と1着。
特に3日目は競走得点が92点オーバーの小柳智徳を相手に抑え先行から逃げ切った。

　「4番手にいた奥原亨君の動きに小柳君はタイミングを狂わされたみたい」とラインの働きが大きかったことを強調。それでも、番手や3番手に食われずに押し切っており、力がないと芸当。男子現役3位の通算666勝を誇る実力は伊達ではない。

　初日は藤田楓、小坂丈との3分戦。強風でバタバタなびく番組を見ながら、「風が強いのは大好きだし得意。風がないドームは苦手だけど」とポツリ。ドームの小倉であれだけの走りができたなら、風が吹き荒れる別府バンクで若手機動型2人を倒す可能性は十分ある。

　▼4R（高谷雅彦）　藤田と小坂が踏み合えば、高谷に好機到来。工藤政志との青森ワンツーに期待。3＝7－126。

　▼3R（吉田元輝）　「今回から新車。
練習では乗っていたし、いつか使いたかった」と秘密兵器を投入。口ぶりからも好気配を漂わせていた。南関勢を分断して直線で差し脚を発揮。1－5＝247、1－4＝27。

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【別府競輪（モーニング）FⅡ】男子現役3位の勝利数を誇るベテラン　「苦手」なドームで92点相手に逃げて666勝目

前節で2勝を挙げて勝利数を666に伸ばした高谷雅彦
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