【別府競輪(モーニング)FⅡ】初のS級入りを目指す群馬26歳は毒島誠と練習仲間「いつもと違う刺激が入ります」

SGレーサー毒島誠とトレーニングに励んでいる小榑佑弥



 小榑佑弥(26)=群馬・A1・121期=は初日特選で山田駿斗マークから3着に入った。カマしてきた斉藤樂が下りてきたが、番手は死守。
「位置を守れたのは良かった。でも、久しぶりのモーニングで重かった」と振り返った。

 今年10月付けで故郷の群馬に移籍。そして、初のS級を目指す上で取り入れたのが、群馬が誇る名ボートレーサーの毒島誠とのトレーニングだ。「毒島さんがSNSでトレーニング仲間を募集していたのを見て応募。ボートレースのことも毒島さんのことも知っていました。まさか返事がくるとは…」。そこから群馬のスーパースターと鍛え始めるようになった。

 主なトレーニングは体の使い方に関すること。「いつもと違う刺激が入りますね。始めたばかりだから効果が出ているかは分からないけど、すごい人と一緒にやってますから。それだけでいい気がしますよ」と充実感を漂わせた。


 その毒島は21日、グランプリシリーズ戦で10度目のSG優勝を飾った。「すごいですよ。たった1Rで僕の1年間の賞金を抜いちゃうんですから」と笑ったが、「自分も頑張りたい」と力こぶ。練習仲間からの薫陶を受けて、2日目5Rは自力自在に勝ち上がりを目指す。

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