【地方競馬】25歳の関本玲花が通算210勝 岩手競馬歴代女性騎手の最多勝利記録を更新

メイショウメイスイに騎乗し通算210勝目のゴールに向かう関本玲花(岩手県競馬組合提供)



 22日の水沢競馬10R、メイショウメイスイに騎乗した関本玲花(25)=水沢・関本浩司厩舎=が、通算210勝目を挙げた。岩手競馬歴代女性騎手の最多勝利記録を更新した。


 これまでの記録は高橋優子騎手の通算209勝で、関本は11月24日に通算最多勝利記録に並んでいた。

 関本玲花騎手のコメント「直線でちょっと自分の馬が出て、勝てると思って、ゴール板が近づいてきてそして『勝ったな』というところからちょっと実感が湧いてきました。『やっと210勝だ』って。

 210勝にあと1勝となった時は、最初は『早く勝たないと』みたいなメンタルになって焦った競馬になってしまっていました。先週、今週くらいは、考え込んでも仕方ないと思って少し開き直れた。なかなか勝てなくて、もう来年に持ち越しかなとも思っていたので無事勝てて良かったです。

 ずっと目標にしてきた記録を超えることができた。とりあえず今は次の目標は思い浮かばないですが、来年は齋藤友香騎手もデビューするので、先輩らしく乗れるように頑張りたいですね」

 ◆関本玲花(せきもと・れいか)2000年5月16日生まれの25歳。岩手県出身。初出走は19年10月5日、盛岡2Rのマシンガントーク(6着)。同月7日の盛岡2R、スカイルークに騎乗し9戦目で初勝利。通算成績は地方競馬210勝、25年は同42勝(22日現在)。
勝負服は胴青・黄たすき、袖緑・黄一本輪。所属厩舎の関本浩司師は父で岩手の元騎手。





岩手県競馬の女性騎手最多勝となる210勝目を挙げ笑顔の関本玲花(岩手県競馬組合提供)
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