【別府競輪(モーニング)FⅡ】地元大分25歳の愛称は〝エース〟「リーダーから任命されました」


【記者コラム・造田大の大勝負】

 長松空吾(25)=大分・123期・A1=の気配が戻ってきた。2日目の準決6Rは93点の角田光との踏み合いを制して2着。
マークした中園和剛が好援護をしたとはいえ、長い距離を行って、連に粘り込んだのはさすがだ。

 9月小松島の落車で右鎖骨を折った。以来、調子を崩してしまったが、今節は1着、2着。「前回の四日市から戻ってきました。準決は復帰してから一番、長い距離を行けたし、調子はいいと思う」と前期S級だった本来の姿を取り戻しつつある。

 最近は練習グループの仲間から「エース」の愛称で呼ばれている。「『篠田パワーマックスグループ』のエースをやらせてもらってます。篠田(樹)リーダーから任命されました。(理由は)分かりません」。グループの中で日々、鍛えているのが脚力強化につながっている。「みんなで声をかけあっているから、一人の練習よりいいですよ。自分を追い込めている。
パワーマックスの数値もみんなとやっている方がいいんですよ」。これが復調を後押ししているのは間違いないだろう。

 最終日の決勝7Rは地元Vを懸けた戦い。「地元で今年最後をいい形で終えたいですね」。今年ラストで今期初Vを飾って、結果でも復活を印象づける。

 ▼7R(長松空吾) 中園を連れて地元Vへ。7-1=234。

 ▼6R(吉田元輝) 今節から新車で、「感覚はいいですよ」と着以上の気配あり。最終日は番手戦。脚を温存して、直線で伸ばす。2-147-147。

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地元優勝を狙う長松空吾
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