【小倉競輪(ミッドナイト)FⅡ】片山直人は優勝から一転して大ケガ「谷底へ突き落とされたようなもの」

片山直人は予選6Rで吉田悟の番手から1着を目指す


 予選5Rに出走する片山直人(44)=福岡・87期・A3=の今期は、まさに天国から地獄のような期間だった。「9月の別府で完全優勝したけど、その2週間後に肩甲骨と眼底を骨折する大ケガ。
一気に谷底へ突き落とされたようなものでした」

 それから約1カ月半後、万全な状態ではなかったが戦線復帰した。「ケガが完全に治るまで待っていると気持ちが切れてしまうので」。その決断は大きく間違ってなく、復帰後の14走で4勝、9度の確定板ゲットに成功。「まだ完全に戻りきっていないけど、それなりには走れている」と納得はしている。

 ただA級2班の点数を考えるともう一押しが必要で「今回は地元戦だし、何とか点数を上げられるように頑張りたいですね」。自力を覚悟して参加した初日は、吉田悟と話し合った上に、番手回りを選択した。この決断が吉と出るか、片山の奮闘に期待したい。

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